サムライ業独立日記

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zoom RSS 一歩踏み出す勇気

<<   作成日時 : 2011/01/19 18:32   >>

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大学時代に、毎年、河口湖で学校主催のボート大会がありました。

我々ボート部員は、1人ずつ参加チームの艇に乗り込み、
コックスとなって、クルーを指示して艇を操ります。

参加者は一般学生や教員なので、ボートは素人です。
素人クルーにコックスとして乗り込むのは、結構、怖いものです。
風や波の中で、各艇をスタートラインにならべるのもまた大変。

当初、私はあまり沖に出ることを避け、できるだけ岸に近いところで、
スタートラインに着けるようにしていました。
沖に出るのが怖かったからです。

しかし、岸に近いところは波がうねっていて、
スタートラインに着けるのに手間取ります。

スタートラインに着けるのに手間取っていると、
先にスタートラインに着けた艇の先端に、
自分艇の先端を合わせなければならないので、
さらに余計に手間がかかってしまいます。

これではダメだと思った私は、
恐怖を払いのけて、思い切って、各艇の中で
一番沖まで出てみることにしました。

沖に出ると、岸辺より波は穏やかで、
スムーズに艇を操ることができました。

スタートラインあたりで艇を止めると、
スタート係がメガホンで各チームに呼びかけました。

「各艇、五十嵐の艇に合わせて!」

それから私は毎回いちばん沖まで出るようになりました。
いちばん先にスタートライン付近に艇を止めれば、
スタート係から、「各艇、五十嵐の艇に合わせて!」と声が掛かります。

沖に出るのを恐れて岸の近にいたら、
いつも苦労して他艇に自艇を合わせるだけです。

思い切って沖に出てみて良かった。そう思いました。

出てみれば、なんてことはありませんでした。
むしろ、沖は岸辺より快適。

沖に出てみなければわからなかったことです。

余計な恐怖心を払拭することで、新たな一歩を踏み出すことができる。

新たな一歩を踏み出すことで、知らなかった世界を知ることができる。

そして、人に合わせるより、自分に合わせてもらう立場のほうが良い。

河口湖のボート大会から私なりに学んだことでした。

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